年末調整のお話

いまさらな人もいるでしょうが、今回は社会人1年生向けに、時節柄「年末調整」
について。

一般にサラリーマンと言われる会社員は月々の給与から所得税を差し引いて給与を
支給されます。
会社は、国に納める所得税を給与から差し引いて支払うことを義務づけられていて
これを「源泉徴収」「源泉所得税」といいます。
所得税は、毎月、給与の額に応じて社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料・雇用
保険料等)及び通勤交通費を差し引いた後、税額表から算出されます。

源泉所得税は、毎月会社が預かり、個人に代わって税務署に納めます。
しかし、年間所得でみた場合この源泉所得税に差異が生じることがあります。
また去年まであった「定率減税」のように国の方針(気まぐれ?)によって制度が
変わることがあります。
そのため年末に総所得に対しての所得税の計算の見直しをします。
これが「年末調整」です。

年末調整では、自分で掛けている生命保険・損害保険が一定の範囲内で控除されます。
その計算に必要なのが保険会社から送られてくる「保険控除証明書」です。
また、扶養家族がある人・中途入社・退社の人等いろいろな条件を計算に繰り入れて
最終的に1月~12月まで1年間の総所得に対する所得税を計算し直し、還付金または
不足金を算出します。

この計算結果によって正しい年税額が算出され各個人に「源泉徴収票」が発行されます。
これがあなたが今年働いて得た収入の全てと納めた税金の額ですよ・・・ってことです。
また同じものを「給与支払報告書」として市町村・税務署に提出します。
市町村はこの給与支払報告書に基づいて翌年6月以降の各自の「住民税」の額を決めます。

会社員であっても2カ所以上から収入がある人・一定額以上の収入がある人・その年住宅
を取得した人等条件によっては年末調整の対象にならない場合もあります。
その場合は自分で税務署に行き「確定申告」をします。

日本国民として生活するためには所得税・住民税のほかに、消費税・ガソリン税などなど
まだまだいろーんなところに税金を払っています。
環境に悪影響を与えるレジ袋を削減する為にレジ袋税を導入している自治体があったり。
マイバック・マイ箸は現代人の基本マナーでしょうか。

ここで税金のこぼれ話。
面白い間接税の例では「トランプ類税」というものもありました。
ギャンブル性の強い麻雀・花札・トランプ等に課せられたそうで、なんと消費税が導入
されるまであったそーです。
名前がおもしろいのが「とん税」これは外国貿易船が日本の港湾施設等でサービスを
受ける為に課せられる税金。船の純トン数に応じて課せられるからトン税?
英語でTonnage taxというから?

とにかくあらゆる税金を国民が負担してるんだから、麻生さん有効活用をぜひ。

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